私は北海道の田舎町の出身で、子供の頃に祖母が自家製納豆を作ってくれて食べていました。大豆は蒸した方が出来あがった納豆の味が濃くて美味しいとは思いますが、茹でてもＯＫです。
まずは一晩水に浸けて、たっぷりと大豆に水を含ませます。（これはとても大切な前準備です）次に柔らかくなるまで６時間位茹でます。
もし圧力鍋があれば、１５分から２０分茹でてから、１０分位蒸し時間があれば柔らかくなっていると思います。

次に茹であがった大豆の水分をキッチンペーパー等できってから熱いうちに市販の納豆を適当に混ぜます。さまさないで必ず熱いうちに行います。
容器は多少大きめの物が良いと思います。祖母は和菓子の空き箱に稲わらを敷いてその上に茹であがった大豆を入れていましたが、一般的には稲わらは手に入らないと思いますので、容器に開けて市販の納豆を適度に混ぜるだけで大丈夫です。そして４０度位の温度を保つように８時間以上寝かせます。
納豆菌を繁殖させて納豆を作るためです。容器を開けて大豆の表面に白い膜がうっすらと出来ていたら納豆の完成です。

ちなみに祖母の作り方は自分の寝室の布団の中で、電気毛布を使って発酵をさせていました。自家製納豆は市販の発砲スチロールに入っている物と違って、適度な弾力と歯ごたえがあって大豆の味も濃いと思います。