クライアントからの依頼を断る勇気を持つ
優良な会社といえば、どんなクライアントからの依頼も、親切丁寧に引き受けてくれるものというイメージがあります。日本ではこのイメージがあまりにも強すぎて、まるで依頼を断るのが悪い事のように思われています。しかし、仕事を能率的に行い、会社を健全に成長させるには、会社を困らせるようなクライアントからの依頼は断るべきです。
断る勇気を持つということが、私なりの仕事のノウハウです。いつもシビアなスケジュールで依頼をしてきたり、無茶な案件の内容を押しかけてくるクライアントに対しては、依頼を断った方がトータルでの仕事の効率はあがります。
仮に、相性の悪いクライアントから依頼が来なくなったとしても、そのぶん別の案件をこなせるわけですし、精神的な負担が格段に減ります。精神的な負担というのがポイントで、社員の精神負担の蓄積というのは、会社の成長の流れを著しく悪くします。
依頼を断ることで、結果的に会社が成長するという場合がある事を、覚えておいてほしいですね。